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診療の進め方

1.矯正相談(相談料:2,100円)

初めてご来院された時、まず患者様の一番気になるところを確認し、実際に患者様のお口の中を診せて頂き、考えられる原因や治療方法についてお話しいたします。
矯正相談に要する時間は、おおよそ40~60分です。

2.精密検査

患者様のお口の写真・上下の歯型・噛み合わせの型・レントゲン写真・顔の写真などを、診断のための資料として採得し、問診を行います。
精密検査に要する時間はおおよそ40~60分です。

3.診断

どのような方法で治療を行っていくか(歯を抜く必要があるか・どのような装置を使うかなど)、どのくらいの治療期間を要するかなどについて説明します。
また、料金や支払い方法についても説明を行います。
診断時には、おおよそ40~60分を要します。

4.治療

(1)乳歯と永久歯が混在した成長期にあるお子様の場合 (一期治療→二期治療)
一期治療:毎回の診療時間は約30分で、1~3ヶ月に1回程度の来院になります。
 ↓
観察:成長や歯のはえかわりを観察します。毎回の診療時間は約30~60分で、2~6ヶ月に1回程度の来院になります。
 ↓
二期治療:毎回の診療時間は約30~60分で、約1ヶ月に1回程度の来院になります。

(2)すべて永久歯にはえかわって、成長がほぼ終了あるいは終了している場合
毎回の診療時間は約30~60分で、約1ヶ月に1回程度の来院になります。

5.保定

噛み合わせが改善した後、歯の表面に装着した装置はすべて撤去しますが、そのままにしておくと、歯は元の位置に戻ろうとします。そのため、動かした歯が周りの組織となじむまでは改善した噛み合わせを維持するために保定が必要になります。
保定期間は約2年ですが、この間は3~6ヶ月に1回の来院になり、毎回の診療時間は約30分です。

自由診療

歯列矯正・小児矯正

自由診療(自費診療)とは、健康保険等の公的な医療保険制度が適用とならない全額自己負担の診療のことを指します。様々な治療がありますので詳しくはご相談ください。


治療内容

歯並びの乱れやかみ合わせのズレなどを患者様に合った矯正装置を使って改善していきます。きれいな歯並びは見た目だけでなく、虫歯や歯周病の予防にも繋がります。

 

【費用について】

矯正歯科治療にかかる費用は、トータルで国立大学病院と同程度に設定させて頂いております。​

・矯正相談料:2,200円

・精密検査料:33,000円

・診断料:22,000円

・矯正基本料(分割でのお支払いが可能です。)

  (A) 乳歯列、混合歯列からスタート

   1) 一期治療:341,000円

   2) 二期治療:341,000円

  (B) 永久歯列からスタート:682,000円

・調節料:5,500円

・観察料:3,300円

  ※ 虫歯の治療、抜歯、補綴処置(クラウン、ブリッジ、義歯 etc)などの料金は含まれておりません。

  ※ 上記の料金は消費税率が10%のときの税込料金です。

  ※ 矯正相談の際にも治療費などについて詳しくご説明させて頂きます。

治療期間と回数

​(A) 乳歯列、混合歯列からスタート

1) 一期治療:5, 6歳から12, 13歳くらいまでの治療(下顎前突の場合は16, 17歳くらいまで)

 

回数については、治療開始時期や治療の難易度、下顎前突のように長期に渡る成長観察が必要な場合など様々な要素があるため、患者様により異なります。

一期治療が12, 13歳まで行う理由は、12, 13歳くらいに12歳臼歯(第二大臼歯)が萌出完了することが多く、それくらいの時期に成長もある程度落ち着いてくるためです。一期治療では成長を利用した治療を行っていきます。また、第二大臼歯が無事に咬合できるかを確認するためでもあります。

下顎前突の場合、16, 17歳まで一期治療を行う理由は、身長が伸びている間、下顎の前方成長も続くからです。

男子の場合、中学3年生から高校一年生くらいまで身長が伸び続けることから、下顎もそれくらいまではまだ前方成長が残っているため、長期に渡る成長観察が必要となります。

2) 二期治療:1〜2年(動的治療)、3年(保定治療)

(動的治療)1〜2年

歯の表面にブラケットをつけてワイヤーを用いて積極的に歯の移動を行う動的治療は、約1年〜2年かかります。

抜歯、非抜歯、そして治療の難易度、習癖があるかないかにより、動的治療期間は異なります。場合によっては2年を超えてくる場合もあります。

回数については、10〜20回くらいですが、抜歯、非抜歯、そして治療の難易度、習癖があるかないかにより異なります。しかし、それ以上の回数になる場合もあります。

 

 (保定治療)3年

動かした歯を後戻りしないようにとめておくための治療です。

これについては、年に2〜4回くらいで、回数については8〜10回くらいです。しかし、それ以上の回数になる場合もあります。

 

 (B) 永久歯列からスタート:1.5〜2.5年(動的治療)、3年(保定治療)

(動的治療)1.5〜2.5年

歯の表面にブラケットをつけてワイヤーを用いて積極的に歯の移動を行う動的治療は、約1.5年〜2.5年かかります。

抜歯、非抜歯、そして治療の難易度、習癖があるかないかにより、動的治療期間は異なります。場合によっては2年を超えてくる場合もあります。

回数については、15〜25回くらいですが、抜歯、非抜歯、そして治療の難易度、習癖があるかないかにより異なります。しかし、それ以上の回数になる場合もあります。

(保定治療)3年

動かした歯を後戻りしないようにとめておくための治療です。

これについては、年に2〜4回くらいで、回数については8〜10回くらいです。しかし、それ以上の回数になる場合もあります。

【治療中の注意事項について】

・矯正歯科治療中は食べ物が歯や装置の間にたまりやすく、虫歯や歯肉炎になったり、歯に色がついたりする場合がございますので、丁寧な歯磨きを継続的に行うことが必要です。

・ 矯正装置の調節を行った後、 痛みや不快感を伴う場合がございます。

・治療中、装置の装着や咬合状態の変化などにより、一時的に食べ物が噛みにくくなる場合がございます。

・歯の萌出時期、歯の動く早さ、また成長発育には個人差があるため、治療期間が予定よりも大きく変更される場合がございます。

・ 半年〜数年に一度、資料採取(レントゲン、歯型とりなど)や 再診断を行う場合がございます。

・ 矯正歯科治療中に歯根吸収(歯の根が短くなること)や顎関節(あごの関節)などに 異常が生じる場合がございますが、このようなことは予想し難く、個々によって矯正力を加えた場合の生体の反応は異なることをご了承ください。

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